揚げ物や天ぷらを作る際に使用する油はどのように選んでいますか?
揚げ物は、長時間にわたり火にかけることになります。質の悪い油では、成分が変性し、トランス脂肪酸になってしまいます。風味が悪くなるだけでなく、発がん性物質ともいわれ、日常的に取り続けると健康を害してしまう恐れもあります。
揚げ物用の油はこだわりをもって選びたいですね。最近では、健康に気づかう人も増えているため、ちょっと高くても安心できるものを使いたいと考える人も。贅沢な油の中で、ごま油を押す人もいますが、マカダミアナッツオイルで揚げた料理は、引けを取らないくらい風味もよく、至福な料理に仕上がります。
それは、マカダミアナッツオイルの特性が揚げ物に向いているからです。
揚げ物油として天性の性質を感じるマカダミアナッツオイル
マカダミアナッツオイルは、熱に強く、発煙点が210℃と言われています。つまり、180℃~190℃の高温にも耐えられます。抗酸化作用も強く、熱を加えても性質が変わりにくいというのもメリットです。
風味もよく、香ばしいマカダミアナッツの香りが衣に移り、ひと噛みすると、料理の味とナッツの香りが混ざり合い、至福の時間を楽しめます。マカダミアナッツは、チョコレートに使われている方が身近であり、お菓子やスイーツなど、甘いイメージがあるでしょう。サラダに砕いたアーモンドが合うようにマカダミアナッツも料理の味を引き立てます。
保存に関してもマカダミアナッツオイルは優秀で、1年~2年は十分に持つと言われているため、急いで使わなくても大丈夫というのが嬉しいですね。
油の匂いをアクセントに料理を仕上げたいと考えている人にとって、マカダミアナッツオイルはおすすめです。もちろん、料理が趣味の方にもプロの方にも試して欲しい使い方です。
健康オイルとしても優秀なマカダミアナッツオイル
マカダミアナッツオイルは、健康オイルとしても優秀です。主成分の多くは、不飽和脂肪酸で形成されており、抗炎症作用もあり、常用したい油のひとつです。
一般的に、できることなら避けたいオメガ6脂肪酸(リノール酸)の割合が少なく、一番割合が多いのはオメガ9脂肪酸のオレイン酸です。また、オメガ7系脂肪酸と言われている美容成分のパルミトレイン酸もマカダミアナッツオイルには多く、美食家にとっては、取り入れたいアイテムと言えるでしょう。
健康オイルの多くは癖が多く、毎日続けようとしてもできることなら味わいたくないものもあります。ほのかなナッツの香りは、苦手な人は少なく使いやすい油と言えるでしょう。
マカダミアナッツオイルで揚げた料理はどれが美味しそう?
天ぷらや揚げ物にマカダミアナッツオイルを活用するとして、どの料理が一番合いそうでしょうか。マカダミアナッツの風味をイメージした組み合わせを感じると至福の時間を味わえそうです。
基本的にどれも美味しい揚げ物や天ぷらに仕上がります。中でも、鶏のから揚げは、ナッツの風味が口全体に広がり、鶏の甘さを引き立てるためおすすめです。コロッケやとんかつなど、パン粉で揚げた料理もワンランク上の料理に仕上がるでしょう。
天ぷらは、好みが分かれそうですが、葉物や根菜など、野菜は、苦味や甘みなど複雑な味わいを楽しむことができるため、苦手な人には試して欲しい組み合わせです。
揚げ物だけでなく、仕上がった料理にマカダミアナッツオイルをかけることで、香りを高めることができます。美食家や料理研究家の人にとって、腕だけでなく味の広がりをもたせられる食材のため、一度試していただきたいアイテムです。
まとめ
天ぷらやから揚げなどを作る際に揚げ物用の油として、マカダミアナッツオイルをおすすめしたい理由をまとめました。
マカダミアナッツオイルは、熱にも強く発煙点が210℃と高温の揚げ物にも耐えることができます。リノール酸が少なく、オレイン酸が豊富に含まれており、中でもパルミトレイン酸は、他の油にも少なく、マカダミアナッツオイルが一番の含有量だと言われています。
料理として活用したら、マカダミアナッツの風味が残り、味を邪魔することなく引き立てることができます。美味しいだけでなく、健康オイルとして優秀なマカダミアナッツオイルを活用してください。
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